ヒッチハイクで帰省してみた[横浜〜大阪]③
まさに地獄とはこのことだった、、、
東名川崎ICの近くのガソリンスタンドでヒッチハイクを始めたのが、20時。
まあ30分以内に次の車には乗りたいな〜なんて2人で話し合いながら、待っていたが、、、
まじで止まってくれない😰
30分経過。
止まってくれない。
1時間経過。
止まってくれない。
1時間半経過。
止まってくれない。
そして、、、
2時間経過。
時刻は10時を回っていた。
俺たちの頭には
「え、もうこのまま日付越えるんちゃう?」
「意気揚々とヒッチハイクで帰省するってストーリーあげてしまったけど、まさか帰れへん感じ?」
みたいな、疑問が浮かんでいた。
そんな時、、、
彼らは黒塗りの高級車を道の途中にも関わらず止めてくださった。
そして一言
「ノッテイイヨ〜」
そう。
外国の方が止まってくださったのだ。
正直怖かった。笑
けど乗らない選択肢は無かった。笑
行き先を聞くと、高速には乗るものの、俺たちが行きたい方向とは逆の東京方面とのこと。
しかし、とにかくこの場を移動したかった俺たちは、高速にとりあえず乗り、どこかのSAで降ろしてもらうことに。
そうして乗せてもらった方々は、
サウジアラビア🇸🇦
の方々で、大使館で働いてらっしゃるとのこと。
どうりで日本語がめちゃくちゃ上手いわけだ。笑
車の中での会話は、主にサッカー、特にW杯のことだった。
どこで降ろしてもらうかの話をしている時に、用賀パーキングエリアの看板が。
そこで降ろしてもらうことにした。
本当にもう帰れないのではないかと思っていた時に、乗せてくださった彼らには感謝しかない。
[用賀IC〜富士川SA]
7月27日22:20(開始から4時間経過)
用賀PAで降りた俺たちは、とりあえず高速を降りることに。
というのも用賀PAは片側にしかなく、このままでは海老名、御殿場方面に行く車に止まってもらうことは出来ないからだ。
そこで10分ほど歩き、海老名方面に向かう車も通る、用賀ICに移動し、そこでヒッチハイクを始めることに。
用賀ICは、
ヒッチハイクの聖地 と言われるほどの場所。
用賀ICの前には、マクドがあり、そこで次の車を待つことに。
そりゃそうか。笑
こんな時間にヒッチハイクはしないか。笑
待つこと30分くらい。
1台の車が僕たちを追い越して、50メートルくらい超えたとこに止まった。
しかし、僕たちのために止まってくださったのかが、またしても分からない。
恐る恐る近く付くと、1人の男性が乗っていいと、手招きをしてくださった。
名前は鈴木さん。
僕たちの親世代の男性。
普段は、千葉で仕事をされていて、週末ということで、静岡県にいる家族の元に戻るとのこと。
これは、本当にありがたかった。
一気に長い距離を移動できることに、正直めっちゃホッとしたことを今でも覚えている。
やっとヒッチハイクをしているなっていう実感が湧いてきた。
車の中では、鈴木さんの家族のお話、自分たちの、最近の出来事、アーティストの話など、いろんな話をした。
年齢的には自分たちの父親くらいの鈴木さんが、意外に最近のアーティストにも詳しく驚かされたのを覚えている。
またその日、
鈴木さんは同僚の方に
「今日あたりヒッチハイカー乗せるんちゃう?」
と言われていて、ちょうど俺たちがヒッチハイクをしていて、乗せていただけたという、奇跡みたいなこと話もあった。笑
降ろしてもらう場所は富士川SAとなり、12時前に到着した。
鈴木さんに感謝を伝え、ここでお別れした。
とりあえず夜飯を食べていなかった俺たちはひとまず、夜飯を食べることに。
俺はカツ煮定食を食べた。笑
(登木は普通のとんかつ定食だったような?笑)
時刻は夜中の0時20分ころ。
普通ならば、ここで夜を過ごすのだが、、、
普通じゃない俺たちは、まだ先を目指すことに、、、笑
この決断が後から見ると正しかったのかもしれない。
④に続く、、、