ヒッチハイクで帰省してみた④[横浜〜大阪]完結編
7月28日0:30(開始から6時間30分経過)
鈴木さんの車で富士川SAに着いたのが24時前。そこから夜飯を食べていると、日をまたぎ0時半。
ここで一夜を明かす選択肢もあったが、、、
「いや、先を目指そう!」
と、2人で決めた。
ということで、腹を満たした俺らは、ヒッチハイク再開。
暗くて、雨が降っている中、15分くらい続けたがあまり停まってくれる様子がない。
通過する車に確実に存在は気づいてもらえてるのだが。
すると登木が、休憩も兼ねて売店に何か買いに行くということで、その場を離れた。
俺1人で心細く続けていたその時、、、
1台の車が俺の前に停まってくれた!
停まってくださったのは、またしても俺らの母親世代の女性。
女性「浜名湖SA?いいよ〜、乗り〜」
俺「ありがとうございます!」
俺 「もう1人いるんですけど、大丈夫ですか?すぐに呼びますが」
女「いいよ〜、荷物で狭いけど、許してね〜」
すぐに登木に電話した。
乗せてくださった方は関根さんという女性。
なんと、翌日鈴鹿サーキットで開催される、耐久レースを見に行かれる途中とのこと。
車の中では面白いお話をたくさん聞けた。
関根さんはB'zのファンであり、全国のライブに行ってるいるらしい。そのため車内ではずっとB'zの曲が流れていた。
また、先程も書いたが、20代の頃からバイクレース🏍がとてもお好きだそうで、全国に見に行かれてるらしい。
20代からバイクレース好きはなかなか珍しい。笑
次の日に行われる耐久レース🏍はなんと8時間も行われるとのこと。その間、お酒を飲みながらずっと見られるらしい。凄い。笑
また、従兄弟が現役のJリーガーという衝撃のエピソードも話してくださった。笑
サッカー好きの俺らは本当にびっくりした!
そんなこんなで楽しいお話をしながら、2時間ちょっとが過ぎ、夜中の2時45分。
ついに刈谷サービスエリアに到着。
関根さんに感謝の思いを伝えて、お別れした。
夜中にとても長い距離を安全に運転していただき本当に感謝。
7月28日2:45(開始から8時間45分経過)
刈谷SAは観覧車などもあり、比較的大きなSAだったが、夜中のためほとんどの建物がしまっていた。
そんななかファミリーマートが空いていて本当に助かった。
流石にここで一夜を明かすことにしたが、ここで問題。
まじか、休憩所みたいなとこないんや!
フードコートみたいなところも閉まっていて、本当に寝るところがない。
仕方なく、トイレでコンタクトレンズを外して、歯磨きし、近くにあったベンチで寝ることに。
人生で初めての野宿。笑
↑こんな感じのとこで寝た。
7月28日7:00(開始から13時間経過)
起床。
全然寝れない。
ベンチ硬い。
背中痛い。
登木も同じようで、起きていた。
朝食をフードコートで食べて、8時からヒッチハイクを再開することに。
もう刈谷まで来たのだから、一気に関西まで行きたいと思っていたため、大阪方面と画用紙に書いた。
雨が降っていたため、俺と登木片方が画用紙を掲げ、もう片方は休憩所で休憩することに。
実はこれまで乗せてくださった4台の車は、全て俺が掲げていた時に停まってくださったていた。
そこで、次こそは登木が停めようということで、まずは俺が休憩することに。
しばらくゲームなどをして時間を潰していたところ登木から、
「心折れそう」
「変わって」
とLINEが。笑
仕方なく、変わろうと登木の元に向かったその時。
なんとそのタイミングで一台の車が停まってくださった。
すぐに駆け寄る登木。
そして、🙆♂️と俺に表示。
ついに登木が車を停めた。🚗
停まってくださった方は、かみやさんというお年寄りのご夫婦。
お孫さんに会うために、刈谷から大阪に向かう途中とのこと。
ついに、ゴールが見えた🤩
車の中では、お孫さんの話を聞いたり、これまでの人生についてのお話を聞いた。
やはり歳を重ねた方の言葉は重い。
そんな中、疲れと睡眠不足から眠くなってきた。
これまで乗せてくださった車の中では寝ることはなかったが、
「疲れてるやろうから、寝ていいよ〜」
との優しい言葉に甘えて、寝させていただくことに。
爆睡してた、俺たちが目を覚ますと、、、
見慣れた光景が
そう。もう、大阪駅の近くであった。
久しぶりに関西に帰ってきて本当に嬉しかった。
そして、大阪駅の近くのパーキングで降ろしてもらい感謝の気持ちを伝え、写真撮影して、お別れすることに。
そして、、、
2018年7月28日11:10(開始から17時間10分)
ヒッチハイクで帰省達成⭐️
大阪駅をバックに記念撮影した。
本当に達成感があった。
最後に
軽い気持ちで始めたヒッチハイク。本当に心細くて、大変で、しんどかったが、それをも上回る良い経験ができた。
様々な年齢、バックグラウンドの方とお話しできたことで、自分にとってプラスになったし、大きな学びがあった。やって、本当に良かったと思う。
しかし、乗せてくださった方々なしでは、この達成はなかった。本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。
また多くの人からメッセージをもらったりして、本当に元気が出た。その人たちにも感謝の気持ちを伝えたい。
これからも、様々な挑戦をしていき、良い経験をしたい。これを見た人たちもどんどんいろんな挑戦をしてほしいと思う。
完