韓国の名門”延世大学”に短期サッカー留学
延世大学サッカー留学
3月18日から3月31日の間、韓国の名門校、延世(Yonsei)大学にサッカー留学してきます。
慶應義塾大学と延世大学は古くから繋がりがあり、ここ10数年間は毎年、慶應義塾大学体育会ソッカー部(正式名称)から延世大学のサッカー部に3名派遣され、そこで約2週間、現地の選手に混じって活動を行います。
有難いことに、今年はその3選手に自分が選ばれ、今日から韓国に行くことになりました。
延世大学は韓国ソウル市にある大学で、韓国では、「ソウル大学」「高麗大学」と並んで名門とされます。(SKYと呼ばれる)
そのサッカー部は韓国屈指の強豪校で、悪くてもトップ5に入る実力を持っているとのことです。
そして毎年多くの選手がKリーグ(日本で言うところのJリーグ)に引き抜かれてプロサッカー選手になっていくらしいです。
今回の留学を自分はとてもポジティブに捉えていて、2週間後に「ただ良い経験が出来た」で終わらせたく無いと思っています。
その中で自分は特に次の2点を意識して活動をするつもりです。
1つ目は、アジアの強豪国であり日本のライバルである韓国の、プロサッカー選手を本気で目指している同世代の選手達が、常日頃から何を意識し、自らの目標を達成するためにどのような日常を送っているかを、ともに生活する中で感じることです。
事前の情報によると、延世大学サッカー部の選手は1名の選手(また後日紹介します)を除き、全員がサッカー推薦で入学しているそうです。そして全員がプロサッカー選手を本気で目指し生活しているという環境です。
慶應は一部の選手のみがプロサッカー選手を目指している状況なので、そういった面から見ても異なる環境でのサッカー生活になると思います。
そのような中での生活およびサッカーを通して、プロを目指している自分の、サッカーに対する考え方や向き合い方を、改めて見直していきたいです。
2つ目は、言葉が通じない中でのプレーを経験し、その困難な状況の中で、課題をどう解決していくかということです。
これまで自分は中国、アメリカに遠征に行ったことはあるわけですが、それはチームとして行ったため、共にプレーしたのは、当然日本語が通じ、お互いの特徴を理解しているメンバーでした。
しかし、今回は現地のサッカー部に入ってプレーするため、日本語は通じないのはもちろんのこと、お互いの特徴も分からないわけです。
その中でいかに英語やボディーランゲージなどを含めながらコミュニケーションをとり、プレーを合わせていけるかが今回の自分のテーマになってきます。また、自分は将来ヨーロッパでプロサッカー選手になりたいと思っているので、その点を含めても今後の自分にとって一つの指標になると思います。
今回はこんな感じで硬い文章になったんですが、この韓国滞在の間に、韓国の文化や食生活、学生生活などもどんどん発信できたらと思います。